探偵、暁に走る
 シリーズスタートのころはまだ青年だった俺も今やすっかり中年のおじさん。 お酒を飲んでの世間の愚痴が多いのは、昔はよかったと言ってしまうおじさんそのものという印象。 映画少年がなつかしい。 いろいろ俺の回りも変わっているようですが、いつのまにか片腕である若衆が寝たきりになってるのにはびっくり。 久しぶりによんだシリーズだけに、今までどんな過去があったかうろ覚えというか忘れたというのはあるけれど、いつのまにこんなことに? ドキュンなイラストレーターのために奔走するけれどいきなり、過去のチカン事件がでてきたり。 ふつう探偵としては車、ケータイは必須のアイテムだけれど相変わらず両方もたずのスタイルを貫いてる。 それでもパソコンはネットにつないでメールを見ているようだけれどケータイに変えたほうがよくないかな? ひでー、のおじさんがなんか良かった。 別にマゾっぽくしなくても良かったような気がするけれど。
カテゴリ:小説 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
メビウスの殺人
 講談社文庫の推理小説です。
東京都内を舞台に繰り広げられる絞殺とハンマー撲殺が交互に繰り返される連続殺人。この異常な犯罪は一人の犯人によって行われているのか、それとも複数犯によるものなのか。現場に残されたなぞの数字のメッセージは誰に当てられたものなのか。
主人公である担当刑事とその兄弟が協力して捜査にあたるが…。
ネットで知り合った二人がゲーム感覚で殺人を始めたわけですが、犯人の正体は意外にも…。
ネットやB級人工知能を使い、犯人が心身喪失状態なのも、悪くはなかったかな。
逮捕されたときの爽快感というのはあまりないけれど、この犯人のどこか殺伐とした雰囲気は作品世界にあっていて、逮捕されても自己完結して満足しているシーンが良かった。
残った疑問は、ハンドルネームのキャットオーナインテイルを犯人が誤解するアナグラムははっきりしているのに、そのハンドルネームの名づけた理由がわからないのがちょっと残念。

セキララ 3
ファミ通文庫のライトノベルです。
中学時代にネットに書いたファンタジーバトル小説。自身のサイトでは好評でファンが付くほどに人気になり、大手小説サイトに掲示を依頼し、さらなるファンを獲得しようとしますが掲載拒否され双方のファンが祭り状態に。
炎上した痛い経験から脱オタし、高校ではバンドをはじめいい意味でのフツーの高校生を演じるが主人公の目の前に、過去に書いた小説のヒロインキャラクターが現れ・・・。
という話もついに三巻目。二巻ではパソコン経由で送られる小説で書いた敵キャラや全滅エンドの小説を予言書と呼んでいたりで、謎の伏線はりをしていたのにもかかわらず、三巻ではそれについての話の膨らみは書かれず、クライマックスはゲームバトル展開へ。
小説掲載で揉めたサイト管理人と主人公の言い合いと和解は楽しいのですが、シリーズはここで終わりでもったいないです。
この巻で出ててきたサイト管理人にももっと活躍してほしかった。
もう少し続いてもよかったと思うのですが、評判いまひとつよくなかったのかなぁ。
もう少し続いてほしかった。
カテゴリ:小説 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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